映画公開45周年記念『E.T.』in コンサート
11/7(土) 10:00 一般発売自転車が夜空を駆けるあの場面を、フルオーケストラの生演奏に包まれて観られる夜があるのよ。
来年2月、NHKホールで開かれる「映画公開45周年記念 『E.T.』 in コンサート」。
公式はこう書いているの。
「この記念の年に、『E.T.』の全編を大スクリーンで上映し、ジョン・ウィリアムズによる音楽をフルオーケストラが映像に合わせて生演奏するシネマオーケストラ(シネオケ®)を開催します。」
「少年と地球に取り残された宇宙人E.T.との心温まる交流を描いた物語は、1982年の公開から45年を迎える今も、世代を超えて愛され続けています。」
キャッチコピーは「あの感動が、 オーケストラとともに 空を駆ける。」よ。
今回の公演の話をする前に、まずは『E.T.』という映画と、その音楽の話をさせて頂戴。
『E.T.』(原題: E.T. The Extra-Terrestrial)は1982年のアメリカのSF映画で、製作・監督はスティーヴン・スピルバーグ、脚本はメリッサ・マシスンよ。
出演はディー・ウォレス、ヘンリー・トーマス、ピーター・コヨーテ、ロバート・マクノートン、ドリュー・バリモアたち。
公式が載せているあらすじ(キネマ旬報 全映画作品データベースより)は、こう始まるの。
「アメリカ杉の森に、球形の宇宙船が着地し、なかから小さな宇宙人が数人出てきた。彼らは地球の植物を観察し、サンプルを採集する。」
「宇宙船は危険を察知して離陸する。先ほどの宇宙人1人は、地上にとり残された。」
「10歳のエリオットは、小さいという理由から、兄マイケルらの仲間にいれてもらえず、くさっていた。」
「その夜もふけ、エリオットがポーチで見張っていると、宇宙人が彼の前に姿を現わし・・・」
地球に取り残された地球外生命体と、少年エリオットとの交流の物語よ。
㊟ここから2行は結末に触れるから、知らずに観たい人は飛ばしてね。
終盤、エリオットとマイケルは仲間の少年たちと自転車で森へ逃げ、検問の手前でE.T.が少年たちを宙に浮かせて森へ運ぶの。
迎えの宇宙船が来て、E.T.は別れを告げて宇宙へ帰るのよ。
アメリカでは1982年6月11日、日本では同じ年の12月4日に公開されて、1982年のカンヌ国際映画祭ではクロージング・ガラでプレミア上映されたわ。
北米の初公開時の興行はおよそ3億5,900万ドルで当時の映画史上最大、『スター・ウォーズ』(1977年)の全世界興収記録を抜いて世界歴代1位となり、『ジュラシック・パーク』(1993年)に抜かれるまで保ったの。
日本でも『ジョーズ』(1975年)の配給収入の記録を更新して、『もののけ姫』(1997年)に抜かれるまで日本最高配給収入記録を保ったのよ。
1994年には、米国議会図書館のアメリカ国立フィルム登録簿に「文化的、歴史的、美学的に重要な作品」として登録されたわ。
第55回アカデミー賞(1983年)では9部門の候補になって、作曲賞・視覚効果賞・音響賞・音響効果編集賞の4部門を受賞したの(作品賞は『ガンジー』)。
自転車で空を飛ぶ場面は監督が一番気に入っているシーンで、ロサンゼルス郊外のポーター・ランチで撮影されたものよ。
空を飛んだBMX自転車は大阪のKUWAHARA BIKE WORKS(当時は桑原商会)の製品で、赤に白のグラデーションはスピルバーグの要望だったの。
ロジャー・エバートは、カンヌでこの場面を見たとき、何千本も映画を見てきた観客でさえ歓声を上げた、と書いているわ。
その音楽を書いたのが、ジョン・ウィリアムズよ。
公式はこう紹介しているの。
「60年以上に渡り、映画音楽とコンサート音楽の両分野で活躍しているアメリカで最も成功している映画作曲家。」
「これまでに100本を超える映画の音楽を手掛け」、代表作には「『スター・ウォーズ』シリーズ全9作品、『ハリー・ポッター』シリーズ第1〜3作、『シンドラーのリスト』、『E.T.』、『ジョーズ』、『ジュラシック・パーク』、『プライベート・ライアン』、『リンカーン』、『未知との遭遇』、『スーパーマン』、『インディ・ジョーンズ』シリーズなどがある。」ですって。
「ボストン・ポップス・オーケストラの音楽監督を14シーズン務め、現在も名誉指揮者として名を連ねる。」
アカデミー賞においては、今までに5度の受賞、54回のノミネートよ。
いまも現役で、Classic FMは、スピルバーグ監督の2026年の作品『Disclosure Day』でも音楽を書いたと報じているの。
『E.T.』のサウンドトラックは、ジョン・ウィリアムズの作曲・指揮、演奏はハリウッド・スタジオ・シンフォニーで、アルバムは映画と同じ1982年6月11日にMCAレコードから出たわ。
この音楽はアカデミー作曲賞のほか、グラミー賞の最優秀映画・テレビ向けオリジナルスコア賞を受賞して、「フライング・テーマ」は最優秀インストゥルメンタル作曲賞も取ったのよ。
アカデミー賞・ゴールデングローブ賞・グラミー賞・英国アカデミー賞の4つをそろえた映画音楽なの。
作風としては、多調(2つの調を同時に鳴らす)とリディア旋法を組み合わせて神秘性・夢想性・英雄性を表して、ハープ、ピアノ、チェレスタなどきらめく音色の楽器を強調したテーマが、E.T.の子供らしさや「機械」を示しているわ。
逸話があるの。
録音中、最後の追跡場面で音楽のタイミングが合わず、スピルバーグが映写機を止めて「思うとおりに録ってくれ」と言い、あとで映像のほうを音楽に合わせて編集し直したのよ。
AFI(アメリカ映画協会)が2005年に発表した「アメリカ映画の映画音楽ベスト25」では、『E.T.』は14位(1位は『スター・ウォーズ』、6位は『ジョーズ』)で、ウィリアムズは3作で最多なの。
ここで、シネマ・コンサート(シネオケ®)の説明をさせて頂戴。
キョードー東京の公式はこう書いているの。
「“大スクリーンでの映画上映 × オーケストラ生演奏による音楽” でお届けする」「新たなスタイルのコンサート「シネオケ®」。」
「映画音楽だけをオーケストラで演奏するコンサートと大きく異なる点は、」「その映画そのものが500〜600インチ程度の大画面で上映されるということです。」
「多くの「シネオケ®」では、オーケストラは舞台上で演奏し、」「そのバックに映画館さながらのスクリーンが設置されます。」
「スクリーンには映像だけが流れ、セリフ以外の音楽がオーケストラで演奏されるため、」「観客は映画全編を楽しみながら映画館以上の臨場感を体感できます。」
「上演作品には「名画」と呼ばれるものが多いのも特徴。」「これまで何度もDVDで鑑賞してきた映画がライブになることで、新たな感動、発見が生まれるのです。」
公式によると、「もともと欧米では80年代から取り組まれていましたが、日本で映画全編を生演奏つきで初めて上映したのが、2012年「ウエスト・サイド物語」。」なの。
最近では「ジュラシック・パーク」 in コンサート2026(2026年8月8日)、「ヒックとドラゴン2」inコンサート(2026年8月8日)、「RRR アールアールアール」inコンサート(2026年3月28日)が開かれているわ。
服装は、公式のQ&Aでは「ジーンズ&スニーカーのようなラフな格好」でも、「オペラやクラシックの演奏会に行くようにドレスアップ」でも、「大好きなその映画のイメージや時代に合わせた服装」でもいいんですって✨
「「シネオケ(R)」は、株式会社キョードー東京の商標です。」
ここからが今回の公演よ。
公式はこう書いているわ。
「『E.T.』とシネオケ®の相性は抜群。自転車で空を駆けるあの名場面では、オーケストラの音楽に包まれ、まるで自分も一緒に飛んでいるかのような気持ちに。映像と生演奏がひとつになる感動を、ぜひ会場でお楽しみください。」
上映は「字幕スーパー版 (英語上映・日本語字幕あり)」で、上演時間は「約2時間20分予定」なの。
日時はR9年 2/14(日) 16:30開演(15:30開場)、会場はNHKホールよ。
指揮は齊藤一郎(現在セントラル愛知交響楽団首席客演指揮者)、管弦楽は東京フィルハーモニー交響楽団で、「メンバー約160名、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ」オーケストラなの。
主催・企画・制作はキョードー東京よ。
公式の「これから開催するシネオケ® 公演」に載る『E.T.』は、この2/14の1公演なの。
ここからがチケットの話。
公式の「一般発売日:2026/11/7(土)10:00」で、取り扱いはキョードー東京/イープラス/チケットぴあ/ローソンチケット/アソビュー!よ。
e+の「先着 一般発売」は11/7(土)10:00〜R9年 2/13(土)18:00で、「※ 「座席選択」は2026/11/7(土)10:00からご利用になれます。」なの。
その前の先行販売は「お申込み期間:2026/11/6(金)まで」で、e+の「先着 座席選択先行」は11/6(金)18:00までよ。
㊟先行は売り場ごとに締切の時刻が違うことがあるから、申し込む前に確かめてね。
料金は全席指定・税込で、「S席:大人 ¥10,800 小・中人 ¥7,800」「A席:大人 ¥8,800 小・中人 ¥5,800」「注釈付きA席:大人 ¥7,800 小・中人 ¥4,800」。
㊟注釈付きA席は「*お座席が前方なためスクリーンが見づらいお席となります。」ですって。
「※4歳未満のお子様はご入場できません」「※小・中人は4歳~17歳まで。入場時に年齢の分かる証明書のご提示をお願いする場合がございます」「※チケットはお一人様1枚必要」なの。
車椅子で観る人は「S席をご購入いただき、キョードー東京 0570-550-799 (オペレータ受付時間 平日11:00〜18:00/土日祝10:00〜18:00)までお電話にてお問合せ下さい。」ですって。
最速先行(10/3〜10/18・キョードー東京)は、もう締まっているわ。
自転車が空を駆けるあの場面を、生のオーケストラに包まれて——当日はNHKホールでE.T.と一緒に飛んで楽しんで!
